2019年01月07日

弁護士が観た!「検察側の罪人」つれづれ

木村拓哉さんが主演ということで、この業界でも話題になった映画「検察側の罪人」を、いまさらですが、観ました。

感想としては、

・もうちょっと、詰めてほしかったなあ。二つの正義の激突、ってうたい文句でしたが、これでは激突とはいわんでしょう(実際には法律家はもっと激しくぶつかり合います。同じ事務所にいる弁護士でも、事件を処理する方針について対立すれば、徹底的に論争するものです)。

・上と同じ点ですが、木村拓哉演じる最上検察官側がすでに犯罪に手を染めた後に、沖野検察官とやりあっても、それはもう、勝敗ついてますよねえ。

・前半、検察側が、被疑者松倉を詰めあげて自白を迫る、その直後に真犯人らしき男が浮上する、というところまでは、とてもリアリティがあってはらはらしたのですが、その後の最上検察官の暴走は、現実の法律家からすると、まー、無いよなこれは。という感じて、リアリティが全くなかったので、むしろ安心して??鑑賞できました。

・せっかくの、丹野代議士が隠し持っていた?特ダネ、という伏線が、あんまり効いてなかったのがまた残念。


しかし、木村拓哉さんはさすがの演技でした。検察官にあれだけのイケメンがいたら、司法研修所でも、検察官志望者がもっと増えるのではないでしょうか。そして、個人的にはやくざの諏訪部さんが面白くて、ツボでした。

法律実務家以外の方であれば、ストレートに楽しめる、良い映画でしょう。

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