2023年07月09日
若い男性に伝えたいこと3選??
先日、「若い女性に伝えたいこと3選」、という題で、ここにつらつらと書き連ねましたが、
となると、若い男性に伝えたいこと3選、も無いと公平を失する、ということで、考えてみました。
第一 セックスはベッドですること。布団でも可。
これはつまり、職場とか車内とか非常階段とか踊り場でやるな、ということ。トイレも不可。
然るべきことは然るべき場所で。
第二 残すのは思い出だけ。
写真とか動画とか撮らない。お手紙も不可。
後でとんでもないことになる。まったく、とんでもなります。
第三
自首厳禁。
時々、聞かれてもいないのに女房に不貞の事実を申告するやつがいるが、自分が楽になるだけで、お子さん含めた周囲は地獄。不貞するなら墓場まで。それができないやつに不貞の資格はありません。
うむ、だいたいこんなもんでしょうかね。ま、やりたいさかりの若い男性に、ババアがこんな説教しても、聞く耳持たれないかもしれないけど、
この三つ、意外と、年配の男性もやらかしますよね。歳食っても、人間、なかなか成長しないものであります。
となると、若い男性に伝えたいこと3選、も無いと公平を失する、ということで、考えてみました。
第一 セックスはベッドですること。布団でも可。
これはつまり、職場とか車内とか非常階段とか踊り場でやるな、ということ。トイレも不可。
然るべきことは然るべき場所で。
第二 残すのは思い出だけ。
写真とか動画とか撮らない。お手紙も不可。
後でとんでもないことになる。まったく、とんでもなります。
第三
自首厳禁。
時々、聞かれてもいないのに女房に不貞の事実を申告するやつがいるが、自分が楽になるだけで、お子さん含めた周囲は地獄。不貞するなら墓場まで。それができないやつに不貞の資格はありません。
うむ、だいたいこんなもんでしょうかね。ま、やりたいさかりの若い男性に、ババアがこんな説教しても、聞く耳持たれないかもしれないけど、
この三つ、意外と、年配の男性もやらかしますよね。歳食っても、人間、なかなか成長しないものであります。
2023年07月05日
若い女性に伝えたいこと三選。
若い女性からご相談を受けることも多いので、
いろいろなトラブルを扱ってきた弁護士として、また、自らもかつては「若い女性」だったことがある身として(言っときますが、私だって若かったことがあるのです)、若い女性に伝えたいことを、厳選して三つに絞ってみました。
第一点
男を愛すること、セックスすること、依存すること、結婚すること、は全部、全然別のことです。区別して考えること。
第二点
経済力は、精神的な自由と行動の自由をもたらします。仕事大事。資格大事。
第三点
男を判断するときには、その男の言葉ではなく、今までの行動で判断すること。言葉に惑わされないこと。
うん。かつての自分に伝えたい笑。 でも、まあ、若い時には、こう伝えられても、判らんものでしょうな。それが若さというものかもしれません。
いろいろなトラブルを扱ってきた弁護士として、また、自らもかつては「若い女性」だったことがある身として(言っときますが、私だって若かったことがあるのです)、若い女性に伝えたいことを、厳選して三つに絞ってみました。
第一点
男を愛すること、セックスすること、依存すること、結婚すること、は全部、全然別のことです。区別して考えること。
第二点
経済力は、精神的な自由と行動の自由をもたらします。仕事大事。資格大事。
第三点
男を判断するときには、その男の言葉ではなく、今までの行動で判断すること。言葉に惑わされないこと。
うん。かつての自分に伝えたい笑。 でも、まあ、若い時には、こう伝えられても、判らんものでしょうな。それが若さというものかもしれません。
2023年06月29日
那須雪崩事故損害賠償事件の第一審判決を受けて思うこと
高校生8人が亡くなった那須雪崩事故について、遺族の損害賠償請求を一部認める判決が、昨日、言い渡されたそうです。
私は、まだ判決文を読んでいませんが、
あくまでも感覚としては、まあ、そうだろうなと思います。あの事故で、責任なし、というのは、厳しいだろうなと。
あの事故が起こった日のことはよく覚えています。前日に相当な降雪があり、私も、雪崩を懸念して、雪山に入るのを諦め、岩に転進しました。
ニュースを見て、やっぱり雪崩事故が起こったか、と思ったものです。そういう意味で、予見可能性は間違いなくあったでしょう。
だが、引率の先生方も、確か前日の降雪を受けてルートをスキー場内に変更された、と聞いています。
自然そのもののヤマは危ないかもしれないが、まあ、人の手で整備されているスキー場なら大丈夫だろう。。。という、根拠のない安心感に惹かれてしまうのは、感覚としては判ります。安全圏な感じがしてしまいますよね。
そして、引率の先生方にそもそも、どれだけ雪崩の知識があったでしょう。どれだけ雪山のご経験があったでしょう。
おそらく、大した経験はなかったんではないかと思います。
そもそも、毎週冬山に入るようなクライマーでもないひとに、このような重い責任を押し付けてしまうその構造自体に、問題があるのではないか、とも思えます。
だが、これを受けて、高校、大学での山岳部の活動が、縮小してしまうのも悲しいことです。若いうちに、精一杯大自然の中で体を動かし、自然に向き合う、というのは大切なことだし、我が国の山岳文化を支えるクライマーを養成するという意味でも、大事なことではないかと思います。まあ、私自身は、いわゆる山岳部あがりのヤマやではないけれども。。。
極論を言ってしまえば、子どもを高校、大学の山岳部に入れる、ということは、こういうことになるかもしれぬ、ということです。
なぜなら人間はミスをする生き物だから、人間である限りミスは避けられないからです。
そして山とは、そのミスに、死をもって報いるものだからです。
親御さんの方にもその感覚は薄かったのかもしれないなあ、と思います。それは仕方がないことだろうと思います。
毎週ヤマ行って、死ぬかも、という目に遭っていないと、これは、常に命を懸けた趣味なのだという危機感を持つことはできないだろうと思います。本当は、持つべきなんですけれども。
何はともあれ、全ての方面で、痛ましい事故でした。改めて8柱の御霊の、安らかならんことを祈ります。
そして、一つでも、事故が減りますように。
私は、まだ判決文を読んでいませんが、
あくまでも感覚としては、まあ、そうだろうなと思います。あの事故で、責任なし、というのは、厳しいだろうなと。
あの事故が起こった日のことはよく覚えています。前日に相当な降雪があり、私も、雪崩を懸念して、雪山に入るのを諦め、岩に転進しました。
ニュースを見て、やっぱり雪崩事故が起こったか、と思ったものです。そういう意味で、予見可能性は間違いなくあったでしょう。
だが、引率の先生方も、確か前日の降雪を受けてルートをスキー場内に変更された、と聞いています。
自然そのもののヤマは危ないかもしれないが、まあ、人の手で整備されているスキー場なら大丈夫だろう。。。という、根拠のない安心感に惹かれてしまうのは、感覚としては判ります。安全圏な感じがしてしまいますよね。
そして、引率の先生方にそもそも、どれだけ雪崩の知識があったでしょう。どれだけ雪山のご経験があったでしょう。
おそらく、大した経験はなかったんではないかと思います。
そもそも、毎週冬山に入るようなクライマーでもないひとに、このような重い責任を押し付けてしまうその構造自体に、問題があるのではないか、とも思えます。
だが、これを受けて、高校、大学での山岳部の活動が、縮小してしまうのも悲しいことです。若いうちに、精一杯大自然の中で体を動かし、自然に向き合う、というのは大切なことだし、我が国の山岳文化を支えるクライマーを養成するという意味でも、大事なことではないかと思います。まあ、私自身は、いわゆる山岳部あがりのヤマやではないけれども。。。
極論を言ってしまえば、子どもを高校、大学の山岳部に入れる、ということは、こういうことになるかもしれぬ、ということです。
なぜなら人間はミスをする生き物だから、人間である限りミスは避けられないからです。
そして山とは、そのミスに、死をもって報いるものだからです。
親御さんの方にもその感覚は薄かったのかもしれないなあ、と思います。それは仕方がないことだろうと思います。
毎週ヤマ行って、死ぬかも、という目に遭っていないと、これは、常に命を懸けた趣味なのだという危機感を持つことはできないだろうと思います。本当は、持つべきなんですけれども。
何はともあれ、全ての方面で、痛ましい事故でした。改めて8柱の御霊の、安らかならんことを祈ります。
そして、一つでも、事故が減りますように。
2023年06月21日
性格が、出る、ということ。
クライミングというのは、めっちゃ、そのひとの性格がもろに出るものです。
雑な人は雑に登るし、丁寧な人は丁寧に登ります。登る前からよくよく観察して、十分対策を練ってから登るひともいれば、ちょっとだけオブザベーションして、あとはまあ、行ってから考えよう、みたいな感じで登る人もいます。
これって、その人の性格というか、生き方そのものですよね。
だから、逆に言うと、自分のクライミングの癖を矯正していけば、自分の性格も次第に矯正されていくのかもしれない。。。などと、私などは時々夢想しています。
鏡に映っている自分の姿勢を正せば、実際の自分の姿勢も正されていくように。
上記は、ゲレンデやクライミングジムでの登りの話ですが、
しかし、現実にヤマに入っての登攀、いわゆるアルパインも、ものすごくクライマーの性格が反映されます。
この氷、ちょっと危ういな、というときに、突っ込む人、突っ込まない人。
大丈夫だろうけど、というときに、ザイルを出す人、出さない人。
チームメンバーに気を遣うひと、全然遣わないひと。
登る前にめっちゃギアを整理するひと。整理しないひと。
ザイルパートナー間で、これらの思想というか、やり方というか、考え方が合わなければ、お互いやりにくいので、クライマーは自然と自分に合うひとと一緒に登るようになるわけです。
それでも、小さな違いはやはりあります。そういうときに「こいつと一緒に登り続けたいから、自分のこの点は、改めよう」とか、「確かにこいつの言うとおりだ、こいつのやり方の方が安全だな、自分は間違っていたな、改めよう」と思えれば、そのクライマーは、長く、パートナーと登り続けることができて、クライマーとしても成長していきます。
そういうことができないクライマー、自分のやり方に固執し、変えられないクライマーは、やがてパートナー難民となり、ヤマには入れる回数自体が、減っていってしまうものです。
でもこれって、クライミングに限らず、なにごとでも、一緒ですよね。
仕事でも。友人関係でも。婚姻関係でも。
自分を変えていく、ということは、成長していく、ということでも、あるわけで。
雑な人は雑に登るし、丁寧な人は丁寧に登ります。登る前からよくよく観察して、十分対策を練ってから登るひともいれば、ちょっとだけオブザベーションして、あとはまあ、行ってから考えよう、みたいな感じで登る人もいます。
これって、その人の性格というか、生き方そのものですよね。
だから、逆に言うと、自分のクライミングの癖を矯正していけば、自分の性格も次第に矯正されていくのかもしれない。。。などと、私などは時々夢想しています。
鏡に映っている自分の姿勢を正せば、実際の自分の姿勢も正されていくように。
上記は、ゲレンデやクライミングジムでの登りの話ですが、
しかし、現実にヤマに入っての登攀、いわゆるアルパインも、ものすごくクライマーの性格が反映されます。
この氷、ちょっと危ういな、というときに、突っ込む人、突っ込まない人。
大丈夫だろうけど、というときに、ザイルを出す人、出さない人。
チームメンバーに気を遣うひと、全然遣わないひと。
登る前にめっちゃギアを整理するひと。整理しないひと。
ザイルパートナー間で、これらの思想というか、やり方というか、考え方が合わなければ、お互いやりにくいので、クライマーは自然と自分に合うひとと一緒に登るようになるわけです。
それでも、小さな違いはやはりあります。そういうときに「こいつと一緒に登り続けたいから、自分のこの点は、改めよう」とか、「確かにこいつの言うとおりだ、こいつのやり方の方が安全だな、自分は間違っていたな、改めよう」と思えれば、そのクライマーは、長く、パートナーと登り続けることができて、クライマーとしても成長していきます。
そういうことができないクライマー、自分のやり方に固執し、変えられないクライマーは、やがてパートナー難民となり、ヤマには入れる回数自体が、減っていってしまうものです。
でもこれって、クライミングに限らず、なにごとでも、一緒ですよね。
仕事でも。友人関係でも。婚姻関係でも。
自分を変えていく、ということは、成長していく、ということでも、あるわけで。
2023年06月15日
例の女優さんの不貞報道を受けて、考える。
例の女優さんの不貞報道を拝見していて、シミジミと思うのですが、
そもそも文春さんが最初に質問に来た時点で、
文春さんなのだから、何か確たる証拠を握っているのではないか、となると、ここで、いや、浮気なんかしてないと、否認しておいて、
後から「じゃあこれは何ですか」と、証拠を突き付けられて、
すみません嘘ついてましたごめんなさい、となると、ただ浮気した女、というだけでなく、浮気したうそつき女、ということになってしまうから、
否認しないほうがいいのではないか、でも肯定もできないし、それなら、何も答えないほうがいいのではないか、とか、いろいろ考えておくべきだったわけで、
まあそういうとこをきちんと考えて作戦を立てる前に「絶対ないです」とか軽々しく答えちゃうところが、やっぱり、脇、甘いよなあ、と、弁護士としては思うわけです。
うかつに認めたり否認したりする前に、きちんとご自身の弁護士(きっといるのでしょうから)に相談すべきだったかなと。まあ、これは、どんな事案でも鉄則です。うかつに認めたり、否認したり、してはいけないものです。
それと、お子さん3人に直接謝った、子どもたちは未熟な私を許してくれました、云々、という、彼女自身のコメントは、なかなか衝撃的で、
まあ、一般的には、不貞だの、離婚だの、お子さんたちにそんなことをは言わないほうがいい。お前のお母さんは浮気してるんだとか、お前のお父さんは家族を捨てて女に走ったんだとか、そんなことは絶対言っちゃあいけないことです。
ただ、彼女の場合、どうせお子さんたち、判りますよね。あれだけ有名な人ですしね。上のお二人のお子さんくらいは、もう、親が何も言っても言わなくても、判る年なわけで、
だとすると、確かに、お母さんが直接謝る、というのは、ありかもしれません。
でも、許してくれましたっていうのは、ないでしょうよ、と私は思いますね。
お母さんに謝られて、「ざけんな、許さねえ」なんて、子どもは言えませんよ。「いいよ、大丈夫だよ」って言わざるを得ないわけで。
このケースではある意味、お子さんたちは、許しを強要された、と言えるのではないかなあと想像します。
逆にね、こんなお母さん、許さなくていいから。あなたたちが許さなくても、お母さんは、やっぱりあなたたちのことが大切だし、愛してるから。
って言ってもらったほうが、お子さんたち、楽だったのかもしれないなあ、と思うわけです。
ただ、まあ、僕たちのこと愛してるなら、どうして、僕たちの家庭を壊したのかね、とは、言われるでしょうが。それは、言われても、仕方なかろうとは、思いますが。
そもそも文春さんが最初に質問に来た時点で、
文春さんなのだから、何か確たる証拠を握っているのではないか、となると、ここで、いや、浮気なんかしてないと、否認しておいて、
後から「じゃあこれは何ですか」と、証拠を突き付けられて、
すみません嘘ついてましたごめんなさい、となると、ただ浮気した女、というだけでなく、浮気したうそつき女、ということになってしまうから、
否認しないほうがいいのではないか、でも肯定もできないし、それなら、何も答えないほうがいいのではないか、とか、いろいろ考えておくべきだったわけで、
まあそういうとこをきちんと考えて作戦を立てる前に「絶対ないです」とか軽々しく答えちゃうところが、やっぱり、脇、甘いよなあ、と、弁護士としては思うわけです。
うかつに認めたり否認したりする前に、きちんとご自身の弁護士(きっといるのでしょうから)に相談すべきだったかなと。まあ、これは、どんな事案でも鉄則です。うかつに認めたり、否認したり、してはいけないものです。
それと、お子さん3人に直接謝った、子どもたちは未熟な私を許してくれました、云々、という、彼女自身のコメントは、なかなか衝撃的で、
まあ、一般的には、不貞だの、離婚だの、お子さんたちにそんなことをは言わないほうがいい。お前のお母さんは浮気してるんだとか、お前のお父さんは家族を捨てて女に走ったんだとか、そんなことは絶対言っちゃあいけないことです。
ただ、彼女の場合、どうせお子さんたち、判りますよね。あれだけ有名な人ですしね。上のお二人のお子さんくらいは、もう、親が何も言っても言わなくても、判る年なわけで、
だとすると、確かに、お母さんが直接謝る、というのは、ありかもしれません。
でも、許してくれましたっていうのは、ないでしょうよ、と私は思いますね。
お母さんに謝られて、「ざけんな、許さねえ」なんて、子どもは言えませんよ。「いいよ、大丈夫だよ」って言わざるを得ないわけで。
このケースではある意味、お子さんたちは、許しを強要された、と言えるのではないかなあと想像します。
逆にね、こんなお母さん、許さなくていいから。あなたたちが許さなくても、お母さんは、やっぱりあなたたちのことが大切だし、愛してるから。
って言ってもらったほうが、お子さんたち、楽だったのかもしれないなあ、と思うわけです。
ただ、まあ、僕たちのこと愛してるなら、どうして、僕たちの家庭を壊したのかね、とは、言われるでしょうが。それは、言われても、仕方なかろうとは、思いますが。
2023年05月31日
サビ猫ロック
サビ猫ロック。という、日本酒があります。
昔、ヤマの帰りに寄った、上越の小さな酒屋で見つけた糸魚川の酒で、ラベルと、ロックなコンセプトに惹かれて買って以来、気に入って取り寄せ続けているのです。今年も届きました。
赤サビ、黒サビ、銀サビ、と3種あります。私は、黒サビが好きです。お勧めです。
なお、能書きによれば、これは猫と音楽を愛する人のための、オルタナティブ純米、だそうなのですが、
わたしゃ、音楽は、若干は聞くが、no music no life というほどに、音楽を愛しているわけでもなく、まして、ロックは聞ききません。
なんというか、時々、歌詞がうるさく感じるというか、歌詞を聞いていると疲れる時があります。
およそ人間同士の憎悪というのは、全て、音、というか、声というか、つまり言葉から発生するものですが、
好きだとか惚れたとか忘れないとか別れるとか、そういう歌詞を聞いていると、もう、発酵前のトラブルの種をみているようで、うんざりしてしまうのです。
しかし、それでも、この酒はよい酒です。うまいと思います。来年もまた、飲みたいものです
。
昔、ヤマの帰りに寄った、上越の小さな酒屋で見つけた糸魚川の酒で、ラベルと、ロックなコンセプトに惹かれて買って以来、気に入って取り寄せ続けているのです。今年も届きました。
赤サビ、黒サビ、銀サビ、と3種あります。私は、黒サビが好きです。お勧めです。
なお、能書きによれば、これは猫と音楽を愛する人のための、オルタナティブ純米、だそうなのですが、
わたしゃ、音楽は、若干は聞くが、no music no life というほどに、音楽を愛しているわけでもなく、まして、ロックは聞ききません。
なんというか、時々、歌詞がうるさく感じるというか、歌詞を聞いていると疲れる時があります。
およそ人間同士の憎悪というのは、全て、音、というか、声というか、つまり言葉から発生するものですが、
好きだとか惚れたとか忘れないとか別れるとか、そういう歌詞を聞いていると、もう、発酵前のトラブルの種をみているようで、うんざりしてしまうのです。
しかし、それでも、この酒はよい酒です。うまいと思います。来年もまた、飲みたいものです

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2023年05月26日
山岳事故の法的責任
山岳事故の法的責任、
という事案には、民刑問わず幾つか関与してきました。
このテーマはあまりに重くて、とても語り尽くせるようなものでは、ありません。
ただ一ついうとすれば、法的責任っていうのは、山岳事故が当事者にもたらす大きな責任の一つに過ぎない、ということです。
法的責任ってのは、必ず、いつかは終わります。
民事ではカネを払い終われば責任を果たしたことになるし、
刑事では(刑事責任が認められた場合には)、刑に服すれば責任を果たしたことになります。
ですが、刑事、民事の責任を果たしたからと言って、じゃあ無罪放免で、事故が起こる前の人生に戻れるのか、というとそうではないわけです。
遭難者は、決して、事故が起こる前には戻れません。遭難者のご家族もです。
なので、法的責任が果たされたとしても、倫理的道義的責任という、取ろうとしてもとても取り切れない責任は、残るわけです。
それこそが、生き残ってしまった側にも、またご遺族にも、最大の、人生の難題を与えるものです。
この、倫理的道義的責任、つまり、
一人の人を死なせてしまった、その家族から父を/母を/息子を/娘を奪ってしまった、再起不能にしてしまった、深い傷を負わせてしまった、云々という責任、
は、決して取り切れないものです。ただ、決してこれから逃れることはできないと知りながら、なお、その責任に真摯に向き合おうとする事故当事者たる登山者の姿は、時に、感銘を受けるほど人間らしいものでもあります。
そして、結局、ひとは、責任を取りにいかなければ、成長などしないものです。
だからこそ、若い岳人には、「なんかあったら責任が取れないから」と、リーダーをしり込みするのではなく、
むしろ、何かあったら俺が全部責任を取るのだ、というくらいの覚悟で、リーダーとして、山行に臨んでもらいたい、と思います。
なんかあったら、どうせ、責任なんか取り切れやしません。民事刑事の責任など、人間が負う責任の、氷山の一角に過ぎないのです。
まあ、これは山岳事故に限らず、交通事故でも、何でも、おなじですが。
という事案には、民刑問わず幾つか関与してきました。
このテーマはあまりに重くて、とても語り尽くせるようなものでは、ありません。
ただ一ついうとすれば、法的責任っていうのは、山岳事故が当事者にもたらす大きな責任の一つに過ぎない、ということです。
法的責任ってのは、必ず、いつかは終わります。
民事ではカネを払い終われば責任を果たしたことになるし、
刑事では(刑事責任が認められた場合には)、刑に服すれば責任を果たしたことになります。
ですが、刑事、民事の責任を果たしたからと言って、じゃあ無罪放免で、事故が起こる前の人生に戻れるのか、というとそうではないわけです。
遭難者は、決して、事故が起こる前には戻れません。遭難者のご家族もです。
なので、法的責任が果たされたとしても、倫理的道義的責任という、取ろうとしてもとても取り切れない責任は、残るわけです。
それこそが、生き残ってしまった側にも、またご遺族にも、最大の、人生の難題を与えるものです。
この、倫理的道義的責任、つまり、
一人の人を死なせてしまった、その家族から父を/母を/息子を/娘を奪ってしまった、再起不能にしてしまった、深い傷を負わせてしまった、云々という責任、
は、決して取り切れないものです。ただ、決してこれから逃れることはできないと知りながら、なお、その責任に真摯に向き合おうとする事故当事者たる登山者の姿は、時に、感銘を受けるほど人間らしいものでもあります。
そして、結局、ひとは、責任を取りにいかなければ、成長などしないものです。
だからこそ、若い岳人には、「なんかあったら責任が取れないから」と、リーダーをしり込みするのではなく、
むしろ、何かあったら俺が全部責任を取るのだ、というくらいの覚悟で、リーダーとして、山行に臨んでもらいたい、と思います。
なんかあったら、どうせ、責任なんか取り切れやしません。民事刑事の責任など、人間が負う責任の、氷山の一角に過ぎないのです。
まあ、これは山岳事故に限らず、交通事故でも、何でも、おなじですが。
2023年05月19日
新宿、特に歌舞伎町でのぼったくりと、アプリ。
ぼったくり@新宿において、マッチングアプリが多用されている、という報道がネットニュースで出ています。
これは事実ですね。新宿で商売をしているものとしては、実感として、事実であると思いますが、
ただ、これ、別に今に始まったことではないでしょう。かなり前から、そうでした。まあ、アシがつきませんからね、アプリは。携帯電話番号とか使っちゃうとアシがつきますが、アプリはつかない。アカウント消せば終わりです。なので、近時、犯罪に多用されること多用されること、この上ない。
まあ、率直に言うと、アプリで知り合った女の子に言われるがままに、歌舞伎町のバーに行く、なんて、もう、ぼったくってください、と言ってるのと同じで、こういう男はぼったくられても仕方ないんじゃないんですかね。
冷たいようですが、余りにも無防備というか、、、、おバカというか。。。。
そりゃ、アプリで、女の子をひっかけるのはお手軽でしょうよ。
だけど、そういう便利さ手軽さ気軽さと、リスクは表裏一体なのですよ。そんなに手軽に女の子と酒飲めて、リスクがないはずないでしょーが、あーた。
しかも歌舞伎町ですよ。どんだけ無防備なんですかね、いったい。
ただ、ま、便利さ手軽さ気軽さは極めて分かりやすいのに対し、それに伴うリスクはなかなか見えにくい、というのは確かです。けどね、なんにでもウラってもんがあるんです。
特にね、カネと、イロとには、ウラがありますからね。ご注意を。
これは事実ですね。新宿で商売をしているものとしては、実感として、事実であると思いますが、
ただ、これ、別に今に始まったことではないでしょう。かなり前から、そうでした。まあ、アシがつきませんからね、アプリは。携帯電話番号とか使っちゃうとアシがつきますが、アプリはつかない。アカウント消せば終わりです。なので、近時、犯罪に多用されること多用されること、この上ない。
まあ、率直に言うと、アプリで知り合った女の子に言われるがままに、歌舞伎町のバーに行く、なんて、もう、ぼったくってください、と言ってるのと同じで、こういう男はぼったくられても仕方ないんじゃないんですかね。
冷たいようですが、余りにも無防備というか、、、、おバカというか。。。。
そりゃ、アプリで、女の子をひっかけるのはお手軽でしょうよ。
だけど、そういう便利さ手軽さ気軽さと、リスクは表裏一体なのですよ。そんなに手軽に女の子と酒飲めて、リスクがないはずないでしょーが、あーた。
しかも歌舞伎町ですよ。どんだけ無防備なんですかね、いったい。
ただ、ま、便利さ手軽さ気軽さは極めて分かりやすいのに対し、それに伴うリスクはなかなか見えにくい、というのは確かです。けどね、なんにでもウラってもんがあるんです。
特にね、カネと、イロとには、ウラがありますからね。ご注意を。
2023年05月11日
移住とか田舎暮らしとか地域おこし協力隊とか、について
北海道に移住された女性が、いじめられたとか襲われたとか、それが事実だとかいや事実じゃないとか、いろいろ話題になっています。
私は自分自身が北海道函館出身で、東京で大学を出、資格を取り、弁護士として修業したあと、道北の小さな市で事務所をやらせていただいたことがあるので、
この話題に若干興味をもって、見ているのですが、
まあ、アレです。この方、ご自身の、おっぱいが半分くらい見えている写真や、寝ちらかした布団に寝そべるような写真や、足をあらわにした写真などを、たくさん、SNSにアップされており、これはだいぶ、見るひとの性的好奇心を掻き立てるだろうなあ、と思わざるを得ず、
こういう、そこそこ性的な、露出度の高い写真で、フォロワーを集めておられたんなら、それに伴うリスクについても、もう少しちゃんと検討されて対策を取られなきゃダメだったんじゃないですかねえ、というのが、率直な感想です。
また、自分が「移住」した先について「地の果て」「田舎」などと表現されているのを拝見すると、
うーん、本当に地元に溶け込もうという強い意志をおもちだったのかなあ。。。。。と思ってしまいます。
自分が住んでいるところを、突然外からやってきた人に、そんな風に言われたら、その表現が正しいかどうかはさておいて、嫌な気持ちになる人のほうが圧倒的に多いんじゃないですかね。違いますかね。
そもそも、地元の人たちには、「外からやってきた人を受け入れる」義務はないわけですからねえ。
私も、道北のとある市で事務所をさせていただいて、「地域おこし協力隊」とか、移住とか、まあ、そんな例をいくつか拝見してきましたし、私自身のその経験も、ある意味移住に近いっちゃあ、近かったと思いますが、
「都会から来た/来て「あげた」ワタシ」という意識を持っていたら、それは難しいですよね、地元に溶け込むのは。伝わりますからね、そういう意識って。地元の方には。
この女性、まだお若いようなので、ぜひ、これを良い経験にされて、次の人生を歩いて行っていただけたらと思います。
私は自分自身が北海道函館出身で、東京で大学を出、資格を取り、弁護士として修業したあと、道北の小さな市で事務所をやらせていただいたことがあるので、
この話題に若干興味をもって、見ているのですが、
まあ、アレです。この方、ご自身の、おっぱいが半分くらい見えている写真や、寝ちらかした布団に寝そべるような写真や、足をあらわにした写真などを、たくさん、SNSにアップされており、これはだいぶ、見るひとの性的好奇心を掻き立てるだろうなあ、と思わざるを得ず、
こういう、そこそこ性的な、露出度の高い写真で、フォロワーを集めておられたんなら、それに伴うリスクについても、もう少しちゃんと検討されて対策を取られなきゃダメだったんじゃないですかねえ、というのが、率直な感想です。
また、自分が「移住」した先について「地の果て」「田舎」などと表現されているのを拝見すると、
うーん、本当に地元に溶け込もうという強い意志をおもちだったのかなあ。。。。。と思ってしまいます。
自分が住んでいるところを、突然外からやってきた人に、そんな風に言われたら、その表現が正しいかどうかはさておいて、嫌な気持ちになる人のほうが圧倒的に多いんじゃないですかね。違いますかね。
そもそも、地元の人たちには、「外からやってきた人を受け入れる」義務はないわけですからねえ。
私も、道北のとある市で事務所をさせていただいて、「地域おこし協力隊」とか、移住とか、まあ、そんな例をいくつか拝見してきましたし、私自身のその経験も、ある意味移住に近いっちゃあ、近かったと思いますが、
「都会から来た/来て「あげた」ワタシ」という意識を持っていたら、それは難しいですよね、地元に溶け込むのは。伝わりますからね、そういう意識って。地元の方には。
この女性、まだお若いようなので、ぜひ、これを良い経験にされて、次の人生を歩いて行っていただけたらと思います。
2023年05月08日
ゴールデンウィーク 剣尾根主稜全登攀
今年のGWは、私の念願の剱岳西面・剱尾根主稜に、強いリーダーと若者という心強い仲間を得て、ようやく行ってきました。
本来、定石どおりに馬場島から池ノ谷を経て取り付こうと出発したのですが、折からの増水で白萩川が渡渉できず、高巻道は工事のため通行止め、ということで、急遽引き返し、熟考の末、
アルペンルートから室堂→剱沢(ベース)→剱・別山尾根(カニの縦這、横這で有名なとこ)→剱山頂→北方稜線→池ノ谷乗越から池ノ谷下降→剣尾根R10 からコルE→ビバーク→いわゆる「門」(ここまで剣尾根下半部)→剣尾根上半部→剣尾根の頭→長次郎の頭→長次郎谷下降→剱沢ベース戻り→室堂、
という、超長い、かつ、別山尾根に剱の山頂を踏み、北方稜線を通って剱尾根を、上半部下半部通して味わう、という、非常に贅沢っつうかやりすぎっつうか、ともかく、充実した山行になりました。以下、簡易記録です。
30日(前日):ど雨
長い移動の末馬場島に到着、富山県警にご挨拶に伺うと、この増水、渡渉は困難、高巻きも工事のため無理だよ、まあ、行ってみて考えなさい、と言われる。不安を抱えたまま、前夜泊。
1日:晴のち風雪
早朝出発するも、白萩川を見て言葉に詰まる。渡渉、無理!転進も考えたが、剱・黒部にこだわりたいという野島の希望をLが考慮してくれ、いまからでも遅くない、室堂から剣尾根へ回ろう、と言ってくれる。ありがとう、Y田さん。。。。
急遽アルペンルート立山口に回り、室堂へ。雷鳥坂を登り切ったあたりから、予報通りだが天候悪化、剱沢に幕営しようとするもテントが吹っ飛んでいく(男性二名が全力で走って捕まえてくれた)トラブル。なんとか幕し、明日は、1ビバーク前提で、剱山頂を超えて池ノ谷を下降し、剣尾根に取り付く、というタクティクスを確認する。
2日:風雪のち晴
2時30分起床するも天候回復遅れ、05時30分出発。別山尾根を越え、09時15分、剱山頂に一番乗り。そこから長次郎を超え、池ノ谷乗越から、愛する池ノ谷を一気に下降し、R10 から剱尾根に登り返す。とうとう、憧れの剱尾根主稜に取り付いたのだ、やたら、長いアプローチになっちまったが。。。
下部岩壁は野島がリードし、コルDとCの間に幕営適地を得てビバーク。このルートの華、「門」は荘厳に聳え立ち、その上を幾望の月が輝く。振り返れば日本海に夕日が沈み、富山県の、水を張ったばかりの水田が日を浴びて、美しく赤々と輝いている。
3日:晴
0300起床、0500発。コルCの岩壁、Y田Lリード。アブミをかけ替えてこなす。次が、「門」、新進気鋭の若者が余裕でリードしてくれ、ドームの頭へ。
剣尾根は、ドームの頭までの下半部、そこから長次郎の頭までの上半部に別れ、下半部が核心である。なので下半部さえこなせればいいと思っていたのだが、ドームの頭についた時点でまだ1100過ぎと余裕であったので、上半部も登攀することとする。2ピッチザイルを出す、いずれも容易、野島リード。その先はザイル不要だが、くだらないところで野島が不注意のため20M?程滑落したため、そこだけザイルを出した。
剣尾根の頭1530。長次郎の頭1630。そこから長次郎谷を下降し、剱沢のベースに登り返したときには、すでに1930を過ぎていた。
4日:晴
晴天。良く寝た。落ちたときにひねった足も、痛みなく安堵する。劔御前を経て雷鳥坂下降、登り返して室堂1010。
長い旅が終わった。
お付き合いいただいた皆様と、室堂から回ると報告した我々を、快く送り出してくださった富山県警山岳警備隊の皆様に、
ただただ、感謝です。
本来、定石どおりに馬場島から池ノ谷を経て取り付こうと出発したのですが、折からの増水で白萩川が渡渉できず、高巻道は工事のため通行止め、ということで、急遽引き返し、熟考の末、
アルペンルートから室堂→剱沢(ベース)→剱・別山尾根(カニの縦這、横這で有名なとこ)→剱山頂→北方稜線→池ノ谷乗越から池ノ谷下降→剣尾根R10 からコルE→ビバーク→いわゆる「門」(ここまで剣尾根下半部)→剣尾根上半部→剣尾根の頭→長次郎の頭→長次郎谷下降→剱沢ベース戻り→室堂、
という、超長い、かつ、別山尾根に剱の山頂を踏み、北方稜線を通って剱尾根を、上半部下半部通して味わう、という、非常に贅沢っつうかやりすぎっつうか、ともかく、充実した山行になりました。以下、簡易記録です。
30日(前日):ど雨
長い移動の末馬場島に到着、富山県警にご挨拶に伺うと、この増水、渡渉は困難、高巻きも工事のため無理だよ、まあ、行ってみて考えなさい、と言われる。不安を抱えたまま、前夜泊。
1日:晴のち風雪
早朝出発するも、白萩川を見て言葉に詰まる。渡渉、無理!転進も考えたが、剱・黒部にこだわりたいという野島の希望をLが考慮してくれ、いまからでも遅くない、室堂から剣尾根へ回ろう、と言ってくれる。ありがとう、Y田さん。。。。
急遽アルペンルート立山口に回り、室堂へ。雷鳥坂を登り切ったあたりから、予報通りだが天候悪化、剱沢に幕営しようとするもテントが吹っ飛んでいく(男性二名が全力で走って捕まえてくれた)トラブル。なんとか幕し、明日は、1ビバーク前提で、剱山頂を超えて池ノ谷を下降し、剣尾根に取り付く、というタクティクスを確認する。
2日:風雪のち晴
2時30分起床するも天候回復遅れ、05時30分出発。別山尾根を越え、09時15分、剱山頂に一番乗り。そこから長次郎を超え、池ノ谷乗越から、愛する池ノ谷を一気に下降し、R10 から剱尾根に登り返す。とうとう、憧れの剱尾根主稜に取り付いたのだ、やたら、長いアプローチになっちまったが。。。
下部岩壁は野島がリードし、コルDとCの間に幕営適地を得てビバーク。このルートの華、「門」は荘厳に聳え立ち、その上を幾望の月が輝く。振り返れば日本海に夕日が沈み、富山県の、水を張ったばかりの水田が日を浴びて、美しく赤々と輝いている。
3日:晴
0300起床、0500発。コルCの岩壁、Y田Lリード。アブミをかけ替えてこなす。次が、「門」、新進気鋭の若者が余裕でリードしてくれ、ドームの頭へ。
剣尾根は、ドームの頭までの下半部、そこから長次郎の頭までの上半部に別れ、下半部が核心である。なので下半部さえこなせればいいと思っていたのだが、ドームの頭についた時点でまだ1100過ぎと余裕であったので、上半部も登攀することとする。2ピッチザイルを出す、いずれも容易、野島リード。その先はザイル不要だが、くだらないところで野島が不注意のため20M?程滑落したため、そこだけザイルを出した。
剣尾根の頭1530。長次郎の頭1630。そこから長次郎谷を下降し、剱沢のベースに登り返したときには、すでに1930を過ぎていた。
4日:晴
晴天。良く寝た。落ちたときにひねった足も、痛みなく安堵する。劔御前を経て雷鳥坂下降、登り返して室堂1010。
長い旅が終わった。
お付き合いいただいた皆様と、室堂から回ると報告した我々を、快く送り出してくださった富山県警山岳警備隊の皆様に、
ただただ、感謝です。