2023年06月21日

性格が、出る、ということ。

クライミングというのは、めっちゃ、そのひとの性格がもろに出るものです。

雑な人は雑に登るし、丁寧な人は丁寧に登ります。登る前からよくよく観察して、十分対策を練ってから登るひともいれば、ちょっとだけオブザベーションして、あとはまあ、行ってから考えよう、みたいな感じで登る人もいます。

これって、その人の性格というか、生き方そのものですよね。

だから、逆に言うと、自分のクライミングの癖を矯正していけば、自分の性格も次第に矯正されていくのかもしれない。。。などと、私などは時々夢想しています。

鏡に映っている自分の姿勢を正せば、実際の自分の姿勢も正されていくように。

上記は、ゲレンデやクライミングジムでの登りの話ですが、

しかし、現実にヤマに入っての登攀、いわゆるアルパインも、ものすごくクライマーの性格が反映されます。

この氷、ちょっと危ういな、というときに、突っ込む人、突っ込まない人。
大丈夫だろうけど、というときに、ザイルを出す人、出さない人。
チームメンバーに気を遣うひと、全然遣わないひと。

登る前にめっちゃギアを整理するひと。整理しないひと。

ザイルパートナー間で、これらの思想というか、やり方というか、考え方が合わなければ、お互いやりにくいので、クライマーは自然と自分に合うひとと一緒に登るようになるわけです。

それでも、小さな違いはやはりあります。そういうときに「こいつと一緒に登り続けたいから、自分のこの点は、改めよう」とか、「確かにこいつの言うとおりだ、こいつのやり方の方が安全だな、自分は間違っていたな、改めよう」と思えれば、そのクライマーは、長く、パートナーと登り続けることができて、クライマーとしても成長していきます。

そういうことができないクライマー、自分のやり方に固執し、変えられないクライマーは、やがてパートナー難民となり、ヤマには入れる回数自体が、減っていってしまうものです。

でもこれって、クライミングに限らず、なにごとでも、一緒ですよね。

仕事でも。友人関係でも。婚姻関係でも。

自分を変えていく、ということは、成長していく、ということでも、あるわけで。