2019年02月15日

M&A研究会

昨日は、長らく継続的に参加しており、私も講師としてお話をさせていただいたこともある、某M&A研究会に参加して、興味深いお話をいろいろと聞いてきました。

事業譲渡、事業承継、企業の買収、企業の合併、分割。。。これらは、いろいろな人の思惑が重なり合います。

自社の事業との相乗効果が狙えると思って、他社を買収したところ、ふたを開けてみたら、簿外債務、不良在庫のヤマだった。話が違う。

このひとになら、自分の事業を譲ってもいい、従業員のことも大切にしてくれるだろうと思って譲ったのに、新社長がとんでもないことをはじめ、従業員が悲鳴を上げている。なんとかしてやりたい。

はたまた、親族間では、「会社を譲るという約束で、前の勤めを辞めて父の会社に入り、取締役になったのに、父の後妻の息子が会社を乗っ取ろうとしている」とか、

「死んだ社長の株を全部相続したと主張する後妻が、会社に乗り込んできてめちゃくちゃをやっている」とか、

まあそういう事件、ものすごくたくさんあります。私も非常に数多くこういう事件を扱ってきました。

なので、事業譲渡、承継を、いかにして安全に、八方よしで遂行するかという点については、常に興味を持ち、勉強しています。

最近は旅館・ホテル業の承継案件が多いですね。地元の振興にとって、旅館業は大事です。十分に準備し、良く調べて、慎重に、いい承継をしてほしいものですね。
M&A研究会


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