2021年10月15日

振り上げた拳を、おろすということ

振り上げた拳を、すっとおろす、ということ。
実はこれこそが最大の攻撃であり、最大の勝利である。というケースは、めっちゃくちゃ多いんです。

いったん振り上げた拳を下ろすなんて、かっこ悪い、引っ込みがつかない、皆に馬鹿にされる、、今後舐められるのではないか、なんて、いろいろを気にしてもじもじして、結果、ぼろ負けして目も当てられないようなことになるくらいなら、すっと拳を下ろして、「今回は、大目に見る」という対応をとった方が、
客観的に見てオトナの対応であり、周囲からの評価も高まる。

加えて自分が傷ついたり無駄な時間、無駄なエネルギー、無駄な出費(たいがい弁護士費用ですが。。。)をすることも避けられる。

なので、今トラブルを抱えていらっしゃる方がいれば、ぜひ、すっと拳を下ろすこともご検討ください。

まあ皆さんが拳を下ろしてしまえば、我らが業界は飯の食い上げになってしまいますが、
しかし、本当はそれがアナタのためなんです、ってケースは、多々、あります。

  


2021年10月08日

山屋とトラブル。

山屋の三大北壁は、1に就職、2に結婚。3に出産。と言われますが、山屋の三大トラブルは何か、と考えてみると、1に離婚、2に離婚、、3に離婚。

少なくとも私が見てきた限りでは圧倒的に離婚。

まあ、離婚が多いですね、山屋は束縛を嫌いますからね。結婚にはなじまないのでしょう。いや、結婚されてすっぱり山を辞めてしまえば、それはそれでよい旦那さんよい奥さんになられる方もいますが、辞めないとなると、いろいろあります。

やまおとこというのは、ヤマでは、山男らしいのですが、意外と、というか案の定というか、下界に降りると男らしくないんですよね。

ちょっと事態がややこしくなるとケツをまくって逃げようとしますし、こそこそ浮気しようとしたりしますし、山で暴風雪に吹かれても平然としている割に、下界でゴキブリを見ただけで飛び上がって騒いだりします。

まあ、山男と言えども下界に降りればしょせん弱い男でしかないわけです。

そういうところは山女の方が一枚も二枚も上手です。下界でもしっかりしている方が圧倒的に多い。

離婚以外だと、多いのは交通事故。山屋は長距離を移動しますし、たいてい睡眠不足、疲労しきったからだで運転しますからね、そこそこ、事故は多いです。

珍しいところでは先日、クライマー同士の名誉侵害という事件もありました。あと、まあ、下界で酔っぱらってトラブルになって警察を呼ぶ。。。という情けないのもそこそこあります。

意外と遭難とか、山岳事故関係のトラブルは多くないんです。そこはやはり、覚悟が決まっているから、という面もあるでしょう。

何にせよ、山であろうと、下界であろうと、山屋は山屋らしくありたいものです。何事に対しても落ち着いて冷静に、そして果敢に。わたしゃそういう山女でありたいと思います。
  


2021年10月07日

懲戒をくらった千葉県弁護士会所属71歳男性弁護士が凄すぎる件。

報道をご覧になった方もいるかと思いますが、千葉県弁護士会所属の71歳の男性弁護士が、女性の相談者と性行為を行った件で懲戒されたのですが、その報道内容がなかなかにすさまじい。

報道によると、

「20代の女性相談者と法律相談中に性行為を持ち掛け、同意を得てホテルに赴き」、ここまでは良い、
いや良くないが百歩譲ってまあ良いとしてですよ、

「性行為の間に法律相談を行った」

…って、これどういうこと?どういうことなんでしょ???

新手のエロビデオですかね?
全く想像がつきませんが、ウチの若い男性弁護士の方は、性行為の間に法律相談ができるのもすごいが、71歳で性行為を行うってのもなかなかすごい、どういうことなんでしょ?と首をひねっております。

このセンセ、法律相談の希望者よりも、いかにして高齢になってもなお性行為を行えるかの相談を希望する相談者の方が多かったのではないのかとさえ思います。。。

お元気なのは良いのですが、、法律相談はまじめにやりましょう。本件債務整理の相談だったようですが、債務整理の相談をお受けするときって、借り入れに至った経緯、債権者の数や債務の額、浪費やらなにやらの有無や、収入の見通し返済の見通しなど、結構、お伺いすることが多く、まじめにやったらそこそこ大変なご相談です。

とても、性行為の間に行えるようなもんではありません。絶対にまねをしないように。。。  


2021年09月27日

久々に山のハナシを~ 甲斐駒ヶ岳南山稜改め、東壁??

わたしゃ沢屋でめったに岩はやらないのですが、強い先輩方AさんとIさんと一緒に、甲斐駒ヶ岳にいってきました。

9月25日 
朝イチ仙流荘発のバスにのり、一度歌宿で降ろされ、ちょっと歩いてまたバスに乗って北沢峠まで。南アルプススーパー林道北部側の完全復旧は10月からとのこと。
仙水峠まで登って幕営装備をデポする。仙水峠で目標とする南山稜の面構えを拝見するつもりだったのだが、ガスっていて見えない。
水晶沢に降り、水晶沢のなるべく右側をちょいと遡行して南西稜に乗る。南西稜を登って右にトラバースしたら、南山稜だよね、なんて言っていたらどうやら登りすぎたのか??2500m付近にまで来てしまう。
これはのぼりすぎだろー。とあたりを見回すとなんだか右にトラバースできそうな感じなので、1ピッチ出してトラバースすると、よくわかんないクラックの壁に出る。
もうここを登ってしまおう。とAさんが言う。あ、そう?そうすか?なんか、ぶったってますけど。。。
2ピッチ目。Aさんがさっさとリードし始めるが、難しいので気を付けてねーとかいいながら、スリングでアブミを作り、それを付け替え、付け替えして登って行かれる。しかも時々吠えておられる。まじですか。
で、フォローの出番になり、登るのだがまあなんて恐ろしいのでしょう。2~3メートルだが横に走るクラックがあり、そこにカムを突っ込み突っ込みし(残置カムもあった)、スリングでアブミを作って架け替えながら行くわけで、
いや、自分は泥壁草壁の中で至福を感じる沢屋なのにどうしてこんなことをしているんだろう。Aさーん。南山稜はほとんど沢みたいなもんだから大丈夫って、言ってたじゃん。。。
3ピッチ目。どう見ても手が届かないところに残置ハーケンあり。AさんがIさんにショルダーして超える。その後残置ハーケンがちらほらありそれに取りながら進む。
4ピッチ目。パッと見ると、まったく手がかりのない1枚のばかでかい岩にハーケンが連打されている。どう見てもアブミのルートでしょこれ。どこをどう間違えればこれが「ほとんど沢みたい」なのよ。
もはや誰もAさんに「リード代わりましょうか」とは言わない。黙ってAさんにギアを渡す。Aさんがまたも、シュリンゲを架け替え、架け替え、しながら登る。

少し広めの広場に出る。周りを見渡して、いったい自分たちがどこで何をしてきたのか同定したいのだが、ガスっているので何がなんだかよくわからん。しかし傾斜が落ちていることは間違いないのでおそらくルートは抜けている。しばらく花崗岩の中をうろうろし、それからハイマツの藪の中をうろうろしていると摩利支天の頂上に出た。15時ちょっと前。

一目散に仙水峠に戻りデポを回収し、少し降りたところに良い幕場を得て、そこに張る。飲みながら、いったん、あれは中央壁だったに違いない、、という結論に達する。

26日
30分で北沢峠につく。着いたら雨が降ってきて、次第に激しくなる。いや行動中に降られなくてよかった。ありがたや。帰宅後Aさんから、あれは東壁だったぽい、という連絡をいただく。あらま。

感想。全ピッチリードをA
さんに頼ることになってしまい情けなかったが、あんなの絶対自分にはリードできないと思った。岩は判らないと思った。でも、楽しかった。 AさんIさん、ありがとうございました。あと、いま、北沢峠からの帰りのバスの最終便は15時50分ですので、行かれる方はご注意を。




  


2021年09月17日

婚姻費用(婚費)、養育費、の事件をどう扱うか。

婚姻費用、養育費は、最終的には、例のアノ計算式です(敢えて表、とは言いません。なぜなら、究極のところは、アノ表のもとtになっている、アノ計算式だからです。)。
まあ弁護士が入っていろいろやったとしても、そもそもの基礎年収をどう見るかとか、進学時の特別出費とか、私学費用とか、あとは大学卒業までにするかとか、それくらいの調整です、言ってしまうと。

だから、まるで過払いか破産か肝炎かのように、機械的に大量にやる!!だって、養育費、婚費が認められない事案ってそんなに多くないからね。だいたい認められるし!!だからこれは儲かる!いけいけどんどん!という考えに至る弁護士が出現する理屈もわからんではありません。


しかし、ことは、家族と、家族への想いに関することです。たとえ審判が出ても、気持ちのうえで納得していなければ人は支払いません。そうなると結局、強制執行せざるを得ず、そして執行というのはいくらでも逃げられてしまうものなので、つまるところ、両当事者が納得した結果でないと、結局養育費調停、審判の意味がないんです。お子さんが困ることになります。それでは、紛争解決では、ないでしょう。それで報酬貰って、うれしいですかね。それは気持ちの良いカネですかね。

だから、何を言いたいかというと、てめえ(誰とは言わない)、養育費、婚費なめんなよ。ということです。うけられないような事件受けて親しくもない弁護士に手伝ってくれとか、あほちゃうか。そもそもできない事件なら受けるんじゃねえ。それに、弁護士が二人はいればそれだけお客さんは、払わなくてもいいカネを払うことになるわけで、それで平然としている、その神経を疑います。

いや、敢えて誰とは言いません。

何度でも言いますが、婚費養育費は、確かに、アノ計算式でほぼほぼ勝負が決まります。しかし一方で、ことは、家族のこと、家族への想いの問題であり、そして多くの場合、未成年者の未来がかかっています。

婚費、養育費を扱う弁護士は、その重みをきちんと考え、自らの責任の重さを感じながら、事件を処理すべきではないでしょうか。ちがいますかね。

まあ、違う。事件さえ終わればいい。というひとも、いるのでしょうが。

  


2021年09月16日

精神病患者はコロナで死んでもいいのか。

日本精神科病院協会(日精協)は15日、精神科病院に入院中に新型コロナウイルス感染が確認され、転院できずに死亡した人が235人に上ったとの調査結果を公表した。精神科病院では感染症治療には限界がある一方、転院を要請しても転院しにくい状況があるとして「極めて由々しき事態」としている。

 日精協は8月下旬、会員約1200病院に調査を実施。回答の得られた711病院のうち4割を超える310病院で陽性者が出ていた。陽性者数は入院患者3602人、病院職員1489人の計5091人となった。

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これ、ちょっと、看過できない事態ではないでしょうか。
転院できない事情があるのは判ります。不穏だったり、希死念慮強かったり、医師や看護師さんの言うこと素直に従えないひともいますからね。
でも、それはその人たちの責任じゃない。そういう病気なんです。それって、症状なんです。そういう症状からはやく脱して、普通の生活に戻りたいのは、精神病者だってヤマヤマです。南アルプスと北アルプスをくっつけたくらいヤマヤマです。

でも、できないんです。だから入院してるんです。そういうひとはコロナで死んでもいいってことなのか。

まあ、大変なのはよくわかります。精神病って厄介ですし、そのうえ、コロナって、誰もがあんまり想定していなかった事態です。誰もがうまく処理できない、慣れていない事態です。だから思うようにいかないし不手際もあるし、それは、特段誰かを、責めるべきことではないと思います。

しかし、ですよ、235人死亡って、ちょっと、半端ない人数じゃないですか。小学校で言うと1年生2年生が全滅したくらいの規模ですよ。

そんなに死ぬまで誰も、問題提起しなかったんでしょうか。コロナっつうものがはじまってからもう、まる1年半くらいたつというのに、今まで誰も何らかの手を打とうとしなかったんでしょうか。まあ、かくいう自分もこういう問題があるなんて考えつきもしなかったのですが。しかし、誰かが声を上げ、厚労省なりなんなりどこかが聞き届け、というのはできなかったのでしょうか。。。非常に悔やまれる事態です。

精神病院のなかで、コロナで、満足な治療も受けられず、死んでいった皆さんの無念を思うと言葉も出ません。こころからご冥福をお祈りいたします。どうぞ安らかに。

そしてこれは、もうだれかが早急に動き出すべきときです。このまま放置するなんてとんでもない。精神病者は人間ではないというのか。

精神病者は人間です。治りたい、生きたい、周囲と、世界と調和して幸せに生きたいと、のどから両手両足が出るほど願いながら、あがいている人間なのですから。
  


2021年09月10日

話題のお二人の結婚問題

思うところはいろいろありますがつれづれなるままに。

①最初の婚約内定(そもそも婚約が内定?するという概念が、しもじもの一法律家にはよくわかりませんが)からもう4年、当時、まだ20代半ばだった彼女ももうすぐ立派な三十路になるわけで、そろそろ結婚させてあげてもいいんじゃないのか、と思う一方、

②彼氏の方は、あの文書はどう見てもへたくそだった(失礼ながら法律家から見ると問答無用でへたくそだった)し、わが国の4大法律事務所に入る、とかいっても、それにはまずは、わが国の法曹資格とれや、って話なので、もうちょっとどうやって生計建てるのかはっきりさせないと、そりゃ彼女の親御さんはご不安でしょうな、というのと、

③もうひとつ、これで将来二人がうまくいかなくなったときに、彼女が追い詰められちゃうんじゃないのかなというのが、野次馬ながら心配。

親に反対された結婚を強行してしまうと、うまくいかなくなった時にも、「あの時親の反対を押し切って結婚した手前もう親には頼れない」などと考えてしまい、離婚して経済的に苦しくなっても親に頼らず、余計追い詰められていく方は結構おおい。彼女、そうならないといいのですが。

「妹よ」っていう歌、ありますよね。こんな古い歌を引っ張り出すと、トシがばれるかもしれませんが、兄が、嫁いでいく妹に向けて贈る歌。あの歌詞、結構、正しいと思うんですよね、嫁いでいく若い女性に贈る言葉としては。

「妹よ 
あいつはとってもいい奴だから
どんなことがあっても 我慢しなさい
そして どうしても どうしても
どうしてもだめだったら
帰っておいで 妹よ…」

  


2021年08月20日

白馬大雪渓でのNHK撮影班遭難騒ぎについて

報道されていますが、NHKのドラマ撮影班45人が白馬岳に入り、うち、一人の女性が動けなくなり救助を呼ぶ騒ぎがありました。
無事に助かったのは何よりですが、
45人もの大人数でいて、女性一人、だれも降ろしてあげられなかったのでしょうか。いや、完全に下山させなくても、ですよ、避難小屋まで担ぐこともできなかったのでしょうか。「一晩救助隊員とともに避難小屋で過ごして下山した」と報道にありましたが、救助隊員を呼ばなければ、避難小屋にさえいけなかったの?40人以上のオトナがいて??と思ってしまいます。

どうもいろいろお粗末なんじゃないかと思います。これ労災ですよね。ヤマに入る資格、云々というより、業務に伴う危険、リスクの最小化、労働者の安全確保という点から見ても、おそまつに見えてしまいます。

体調不良になったのは、おそらくヤマになれていないスタッフさんだったのでしょう、怖い思いをされたでしょうが、これで、ヤマを嫌いにならないでくれたらいいなと願います。ヤマは素晴らしい、偉大な恩恵です。



  


2021年08月19日

ヒステリック

妻がヒステリックで、何かあるとすぐ激怒して、離婚するウ、離婚するウ、と叫ぶんです。。。という男性は、割と、いますが、、弁護士的に言うと、ヒステリックに叫んでいるうちが、チャンスです。

こういう女性の多くは、いったん冷静になって損得勘定をはじき出すと、意地でも離婚しません。

なので、上記のようなご相談の男性にとっては、女房が叫んでいるうちに離婚届を準備してさくっと書いてもらい、すぐに提出してしまう、というのが多分、いちばbん手っ取りばやく、安上がりな解決方法なのですが、

これがまた、男性というのは、そこまでスパッと割り切って素早く行動できないことが多い。

ある意味女性も男性がこういう、よく言えば優しい、悪く言えば、、というか悪く言わなくても優柔不断でもたもたした、性格であることを見抜いたうえでヒステリックに喚いて脅している、という面もあります。

妙な意味で、夫婦というのはいがみ合っていても、持ちつ持たれつなのですな。よく言えば、割れ鍋に綴じ蓋、というか。なんというか。



  


2021年08月04日

だいたいあのひとは結婚前からこうだった、というお話。

離婚訴訟の訴状を書いていると、時々お客さんから、結婚前にこんなことがあった、あんなことがあった、あれも、これも訴状に書いてください。と言われることがあります。
結婚前から暴力をふるっていた。
結婚前からオンナ癖が悪かった。
親との顔合わせのときから失礼な態度だった。
結婚式の費用負担の段階で、こんな非常識なことを言った。。。。などなど。。。。

それによって、皆さん、相手の人間性が、昔からいまひとつ、どころかいまふたつ、いまみっつくらいなのだ、という趣旨のことをご主張になりたい、ようなのですが、
弁護士からすると「結婚前からそうだった、ってことは、あなたお相手の人間性がそういうものであることを、重々ご承知のうえで結婚されたんですよね??だとすると、いまさらそれを離婚の理由にするというのは、ちょっと筋が通らないのでは?」と考えます。
あなたの側の弁護士でさえそう考えるのですから、ましてや裁判官はもっとそう考えます。

なので、余り結婚前のことを、あれこれ訴状に書くのは、本当はお勧めできないのです。お客さんから強いご要望があれば書きますが、正直、それが本当にお客さんのためになることか・・・・と思うと、うーん。と思います。

で、まあ、そもそも、結婚前から「なんかおかしい」「なんかずれてる」「あわない」と思ったら、その思いを振り切ってまで結婚すべきではない。まあ結婚しちゃった方を相手にそんなことを言っても仕方ないんですがね。以下は、これから結婚しようという方に向けて、ですが、

これはヤマや沢登りでも同じで、「なんか違くないか」「これあってるんだろうか」「大丈夫か?」と思ったら、必ず、立ち止まって確認し、その違和感を解消してから進まなくてはなりません。道に迷ったり、滑落してしまったら取り返しがつかない。「急いでいるから…」「あまり時間もないし…」「ま、大丈夫だろう…」と、違和感を無視すると、大変なことになりかねない。違和感というか、第六感ですよね。なんか変だ。という。

結婚も、人生も同じです。これでいいんだろうか?なんか変じゃないか?どうもしっくりこない。。。と思ったら、敢えて突っ込むべきではありません。

待ちましょう。必ず、違和感のない途が出てくるものです。待てば海路の日和あり、と言うのは、ほんとうです。急ぐことはありません。人生は意外と長い。50になっても60になっても、何らかの途はでてくるものですから。