2021年08月20日

白馬大雪渓でのNHK撮影班遭難騒ぎについて

報道されていますが、NHKのドラマ撮影班45人が白馬岳に入り、うち、一人の女性が動けなくなり救助を呼ぶ騒ぎがありました。
無事に助かったのは何よりですが、
45人もの大人数でいて、女性一人、だれも降ろしてあげられなかったのでしょうか。いや、完全に下山させなくても、ですよ、避難小屋まで担ぐこともできなかったのでしょうか。「一晩救助隊員とともに避難小屋で過ごして下山した」と報道にありましたが、救助隊員を呼ばなければ、避難小屋にさえいけなかったの?40人以上のオトナがいて??と思ってしまいます。

どうもいろいろお粗末なんじゃないかと思います。これ労災ですよね。ヤマに入る資格、云々というより、業務に伴う危険、リスクの最小化、労働者の安全確保という点から見ても、おそまつに見えてしまいます。

体調不良になったのは、おそらくヤマになれていないスタッフさんだったのでしょう、怖い思いをされたでしょうが、これで、ヤマを嫌いにならないでくれたらいいなと願います。ヤマは素晴らしい、偉大な恩恵です。