2025年03月19日
訴訟と怒りと交渉と。
訴訟を希望される方のなかには、
許せない!相手がやったことを認めさせたい!
謝罪させたい!
という方が、非常に多くいらっしゃいます。
しかし、素直に認めたり、謝罪したりするような相手なら、そもそも訴訟にまで至っていないわけです。
弁護士から見ると、
いやいや、そんなの絶対に認めないでしょ、絶対に謝らないですよ、でも、それでもいまここで話をまとめて、この訴訟を和解で終わらせておいたほうがアナタにとって絶対いいんですよ。。。
という事案はかなり多い。
こういうときに、どうやってお客さんにわかってもらえるかは、かなり難問です。
「そんなの(謝罪やらなにやら)、絶対、無理ですよ、さっさと和解しましょうよ。おカネ貰った方がいいでしょう。」
というと、いわれたほうはいろいろもやもやします。「金の問題じゃないんです、先生。。。」と、皆さん仰る。
そう、そういう問題じゃないんですよね。お客さんにとっては。お気持ちの問題です。
なんだけど、我々は法律家でありネゴシエイターでもあるのですが、キモチの専門家ではない。心理療法士ではないんです。なのでお気持ち自体をどうしてさしあげることもできません。
こういう時は、その「怒り」を、相手に買わせる。できるだけ、高く買わせる。そして、ご自身は、怒りを手放して身軽になる。
そう思われた方が、いいんです。
そうですよね、許せない、謝らせたい。というお気持ちですよね。判りますよ。そのお気持ち、相手に買い取らせましょうよ。謝らないというなら、この気持ちをいくらで買うか、10万でも20万でも高く買え。そういう交渉をしませんか。
というと、受け入れてくれる方もいる。
そうやって、怒りや恨みのキモチをうっぱらって手放して、そのカネをもとに、気持ちよく次の人生のスタートを切っていただきたい、と切に思います。そんな相手への怒りに、あなたの人生を食い荒らされるのは、もう、やめたほうがいいんです。
ただ、そのために、弁護士サイドとしては、5万でも10万でも、何なら5000円でも、しぶと和解く交渉する必要があります。安易な妥協をしては、お怒りを気持ちよく売れないからです。
また、そうやって粘る弁護士の姿をお客さんに見ていただくことも、お客さんのオキモチの、気持ちよい旅立ちには、必要なのであろう。と思います。
訴訟が、あなたの、新しい人生のスタートになりますように。
許せない!相手がやったことを認めさせたい!
謝罪させたい!
という方が、非常に多くいらっしゃいます。
しかし、素直に認めたり、謝罪したりするような相手なら、そもそも訴訟にまで至っていないわけです。
弁護士から見ると、
いやいや、そんなの絶対に認めないでしょ、絶対に謝らないですよ、でも、それでもいまここで話をまとめて、この訴訟を和解で終わらせておいたほうがアナタにとって絶対いいんですよ。。。
という事案はかなり多い。
こういうときに、どうやってお客さんにわかってもらえるかは、かなり難問です。
「そんなの(謝罪やらなにやら)、絶対、無理ですよ、さっさと和解しましょうよ。おカネ貰った方がいいでしょう。」
というと、いわれたほうはいろいろもやもやします。「金の問題じゃないんです、先生。。。」と、皆さん仰る。
そう、そういう問題じゃないんですよね。お客さんにとっては。お気持ちの問題です。
なんだけど、我々は法律家でありネゴシエイターでもあるのですが、キモチの専門家ではない。心理療法士ではないんです。なのでお気持ち自体をどうしてさしあげることもできません。
こういう時は、その「怒り」を、相手に買わせる。できるだけ、高く買わせる。そして、ご自身は、怒りを手放して身軽になる。
そう思われた方が、いいんです。
そうですよね、許せない、謝らせたい。というお気持ちですよね。判りますよ。そのお気持ち、相手に買い取らせましょうよ。謝らないというなら、この気持ちをいくらで買うか、10万でも20万でも高く買え。そういう交渉をしませんか。
というと、受け入れてくれる方もいる。
そうやって、怒りや恨みのキモチをうっぱらって手放して、そのカネをもとに、気持ちよく次の人生のスタートを切っていただきたい、と切に思います。そんな相手への怒りに、あなたの人生を食い荒らされるのは、もう、やめたほうがいいんです。
ただ、そのために、弁護士サイドとしては、5万でも10万でも、何なら5000円でも、しぶと和解く交渉する必要があります。安易な妥協をしては、お怒りを気持ちよく売れないからです。
また、そうやって粘る弁護士の姿をお客さんに見ていただくことも、お客さんのオキモチの、気持ちよい旅立ちには、必要なのであろう。と思います。
訴訟が、あなたの、新しい人生のスタートになりますように。