2023年09月25日

京アニ事件刑事裁判の報道を見て思うことなど

京アニ事件の公判(刑事事件では裁判のことを公判と言います)が始まり、報道も盛んになされています。

青葉被告の発言も報じられ、なかなか、一般人の神経を逆なでするようなことも仰っており、
「これで心神喪失(心神耗弱?)を主張する弁護士はどうなんだ」というようなことを皆さんおっしゃっていますが、

まあ、私は、この弁護人の先生に敬意を表します。そして、同情もします。

まず、同じ立場なら私だって心神喪失・心神耗弱は主張すると思いますよ。ええ。

だって、ほかに弁護できること、ないもん。

犯行理由は身勝手だし、反省も、あんまりしていないみたいですし、前科はあるし。。。。。

となると、弁護士としてはもう、心神喪失、心神耗弱をいうほかないんです。
そして、それは仕事なんで、自分が内心どう思っていようとも、それはそういいますよ。仕事ですもん。

それを言うと、世間から一斉に非難されることくらい、この弁護人の先生は当然ご存じでしょう。それを承知できちんと仕事をしておられるのですから、
これは敬服します。大変なお仕事です。

あと、彼の発言を報道から追っていくと、「あ~~~~、ソレ言っちゃダメでしょ」「ソレ言わないでよ!」と弁護人としては思ってしまうことをたくさんおっしゃっており、

まあ、恐らく弁護人の先生は、彼がそういう発言をすることは覚悟されているでしょうけれども、やはり内心がっくり来る、ということも、おありなのではないかなと推察します。。。

当然国選弁護でしょう。つまり、大したカネはもらえないのに、この大変な裁判。大変なお仕事。

誰か存じ上げませんが、お疲れ様でございます。めっちゃ長い審理計画で、この先も大変かと思いますが、お身体第一に闘われてくださいますよう。。。。