2023年03月24日
不貞行為の相手として選んではならないタイプについて。
私が、長い弁護士人生、扱ってきたたくさんの不貞行為事件をつらつら振り返ってみるに、「不貞行為の相手として、絶対に選んではいけないタイプ」というのがいます。
まあ、そもそも不貞をしてよいのか、という問題はあります。そりゃ、しないに越したことはない。しかし、人間は弱いものなので、どうしても間違いを犯してしまう時があります。
過ちをおかしても、それが、なんとかカバーできてやり直せる過ちなのか、もうどうにもカバーできなくなる、人生を最悪まで落とし込んでしまう過ちなのか、ってのは、大きな違いです。
以下は、完全な私の私見ですが、
「絶対に不貞相手として選んではいけないタイプ」の第一位、は、
未成年者。
です。
我が国の地方公共団体の多くには18歳未満と性交を持つことを原則として禁じる、淫行防止条例、というものがあります(一応、真摯な恋愛関係にある場合は除外されることには、なってます)。
性交を持った当時は、18歳未満の異性と熱烈な恋愛関係にあっても、関係がこじれてから、「あれは恋愛関係ではなかった」と言われてしまえばおしまいです。淫行防止条例にひっかかって、逮捕、起訴される恐れがあります。そうなると、まあ、職場にも家族にも、最悪の方法でばれるわけです。
こうなるとたいていの場合、逮捕された方は、「いや、真摯な恋愛関係だったんだ!」と主張します。
しかし、「そのとき、確かに愛があった」というのは、立証が難しい。なので、未成年者とやっちゃいました、と言われると、我々弁護士には助けようがない、というケースが多いんです。これは、まあ、不貞だろうと不貞じゃなかろうと、めちゃめちゃ危険です。
「不貞行為の相手として、絶対に選んではいけないタイプ」第二位は、
性交の経験がない相手。
です。いわゆる、処女、童貞です。彼らは、異性との交際の仕方を知らないですし、別れ方も知らない。すべてが初めての経験なので、別れるときのショックも非常に大きく、別れるときに精神的に病んでしまったり、ストーカーのように、つきまとったりすることがあります。なので、非常に、非常に揉めます。場合によっては傷害事件などにも発展しかねません。
第三位は、
精神的に不安定要素を抱えている相手。
です。特に、現在、精神科や心療内科に通院しているとか、そういう相手は絶対に不貞行為の相手にしてはいけません。別れるときに恐ろしく揉めます。ですが、特に男性は、「悩みを抱えている」「もろい」「はかないような」女性を、なぜか不貞の相手に選んでしまう傾向があります。これは、よくありません。
どうしても不貞相手を選ばなければならないとき?(そんなときが本当にあるのかどうかは、疑問ですが。。。。。)は、「悩みを抱えている」「舞い散るさくらのようなはかなさのある」女性よりは、
煮ても焼いても食えないくらい、精神のぶっとい女性を選んでください。口説かれて「え~~~~」などとためらうのではなく、はいならはい、いやならいや、と明確に即答できるような女性です。まあ、そんなひとはそもそも不貞相手に選ばれても、断ってくる可能性の方が多いでしょうが。。。
と、まあ、つらつらかきましたが、そもそも、不貞をしないに越したことはありません。
不貞は、というか不貞の発覚は、家族を破壊し、何の罪もないお子さんをひどく苦しめます。
よく、不貞が発覚して離婚沙汰になった時に、「妻とはうまくいっていなかったが、子どものことは大事にしていた」などと口走る男性がいます(時々女性にもいます)。しかし、本当に子どものことを大事に思うのであれば、子どもを取り巻く環境、そのもっともたる母親(あるいは父親)、も大事にしないと、それは、子どものことを大事にしていることにはならないんです。
ですが、どーしても、どーしても、どーしても、間違ってしまう、なら、まだ、ましな間違い方をしてください。そのほうが、ご家族のためであり、ご自身のためであり、また、お相手のためでもあり、担当弁護士のためでもありますので。
まあ、そもそも不貞をしてよいのか、という問題はあります。そりゃ、しないに越したことはない。しかし、人間は弱いものなので、どうしても間違いを犯してしまう時があります。
過ちをおかしても、それが、なんとかカバーできてやり直せる過ちなのか、もうどうにもカバーできなくなる、人生を最悪まで落とし込んでしまう過ちなのか、ってのは、大きな違いです。
以下は、完全な私の私見ですが、
「絶対に不貞相手として選んではいけないタイプ」の第一位、は、
未成年者。
です。
我が国の地方公共団体の多くには18歳未満と性交を持つことを原則として禁じる、淫行防止条例、というものがあります(一応、真摯な恋愛関係にある場合は除外されることには、なってます)。
性交を持った当時は、18歳未満の異性と熱烈な恋愛関係にあっても、関係がこじれてから、「あれは恋愛関係ではなかった」と言われてしまえばおしまいです。淫行防止条例にひっかかって、逮捕、起訴される恐れがあります。そうなると、まあ、職場にも家族にも、最悪の方法でばれるわけです。
こうなるとたいていの場合、逮捕された方は、「いや、真摯な恋愛関係だったんだ!」と主張します。
しかし、「そのとき、確かに愛があった」というのは、立証が難しい。なので、未成年者とやっちゃいました、と言われると、我々弁護士には助けようがない、というケースが多いんです。これは、まあ、不貞だろうと不貞じゃなかろうと、めちゃめちゃ危険です。
「不貞行為の相手として、絶対に選んではいけないタイプ」第二位は、
性交の経験がない相手。
です。いわゆる、処女、童貞です。彼らは、異性との交際の仕方を知らないですし、別れ方も知らない。すべてが初めての経験なので、別れるときのショックも非常に大きく、別れるときに精神的に病んでしまったり、ストーカーのように、つきまとったりすることがあります。なので、非常に、非常に揉めます。場合によっては傷害事件などにも発展しかねません。
第三位は、
精神的に不安定要素を抱えている相手。
です。特に、現在、精神科や心療内科に通院しているとか、そういう相手は絶対に不貞行為の相手にしてはいけません。別れるときに恐ろしく揉めます。ですが、特に男性は、「悩みを抱えている」「もろい」「はかないような」女性を、なぜか不貞の相手に選んでしまう傾向があります。これは、よくありません。
どうしても不貞相手を選ばなければならないとき?(そんなときが本当にあるのかどうかは、疑問ですが。。。。。)は、「悩みを抱えている」「舞い散るさくらのようなはかなさのある」女性よりは、
煮ても焼いても食えないくらい、精神のぶっとい女性を選んでください。口説かれて「え~~~~」などとためらうのではなく、はいならはい、いやならいや、と明確に即答できるような女性です。まあ、そんなひとはそもそも不貞相手に選ばれても、断ってくる可能性の方が多いでしょうが。。。
と、まあ、つらつらかきましたが、そもそも、不貞をしないに越したことはありません。
不貞は、というか不貞の発覚は、家族を破壊し、何の罪もないお子さんをひどく苦しめます。
よく、不貞が発覚して離婚沙汰になった時に、「妻とはうまくいっていなかったが、子どものことは大事にしていた」などと口走る男性がいます(時々女性にもいます)。しかし、本当に子どものことを大事に思うのであれば、子どもを取り巻く環境、そのもっともたる母親(あるいは父親)、も大事にしないと、それは、子どものことを大事にしていることにはならないんです。
ですが、どーしても、どーしても、どーしても、間違ってしまう、なら、まだ、ましな間違い方をしてください。そのほうが、ご家族のためであり、ご自身のためであり、また、お相手のためでもあり、担当弁護士のためでもありますので。