2021年05月20日
戦後処理
先週、今週、といくつかの事件が無事に落ちまして、ほっとしているのですが、しかし、事件には戦後処理、というものがあります。
我々弁護士は、裁判が終わったら、はい、お役ごめん、ではなく、裁判が終わったら、そこから、その裁判(判決なり和解なり)を実現していく作業をしないといけません。
裁判所が判決を言い渡して、自動的にそれが実現することはないです(〇円払え、という判決が出ただけで、自動的にチャリン、とカネが払われるわけではない。)し、ご本人たちだけの力でそれを実現されるというのはなかなか難しい。
なので多くの場合裁判が終わっても、弁護士は、はいさようなら、はせず、判決なり和解なりを実現させるために、お客さんのお手伝いをします。
問題は、このお手伝いがどのくらいの期間で、どのくらいの労力で終わるかです。
原理的にいうと、我々、判決言い渡しか和解で、本来は任務終了です。
そのあとのお手伝いをしても、さらにそれで報酬をいただけるわけではない(ことがおおい)。ただ成り行き上、これで突き放したら皆さんお困りだろうし、なんとなくアフターサービスでやるわけです。
これが「なんとなくアフターサービス」の程度で終わるうちはいいのですが、場合によってはこれが半年くらいかかる時があります。また、偉く手間がかかることもある。こういう時にそれを、「なんとなくアフターサービス」でやるのか、おカネを頂くのか、というのはまた悩ましい問題です。
これから私の事務所でも、終わった事件の戦後処理を進めていくわけですが、早く終わりそうなのもあり、長引きそうなのもある。
沢のぼりでいうと、核心の滝は全部無事に終わったが、まだ、稜線まで、詰めが残っている、で、その詰めが結構長い。というような状態です。
沢登りでは、核心部分を無事に終えても、詰めを間違えたり、落石があったりすると、結局事故につながります。
それと同じで、事件でも、ちゃんとお客様にご満足いただき、無事にお客様を稜線まで送り届けるためには、これから先が大変なわけです。
時々、裁判所は、この「戦後処理」をしなくて済むから羨ましい。と思います。あのひとたち、判決言い渡したり和解成立させたら、もうさようなら、ですもんね。沢登りでいうと、立派な大滝とかゴルジュとか、一番美味しいところだけ楽しんでいって、疲れる詰めや、面倒な下山はパスして、ヘリで帰っていくような感じです。
ただ、詰めをきちんと終えたら、稜線に立てます。そしてその稜線に立った時の感動、お客様と手を取り合って喜べる。という貴重な経験、もあります。下山だって疲れて、面倒ですけど、でもその下山をこなしてこその、山行の充実でもあります。
なので、戦後処理、しっかりやろうと思います。それをきちんと詰めて、お客さんを安全に送り届けてこその、事件の終わりですから。手間、かかりますけど。
我々弁護士は、裁判が終わったら、はい、お役ごめん、ではなく、裁判が終わったら、そこから、その裁判(判決なり和解なり)を実現していく作業をしないといけません。
裁判所が判決を言い渡して、自動的にそれが実現することはないです(〇円払え、という判決が出ただけで、自動的にチャリン、とカネが払われるわけではない。)し、ご本人たちだけの力でそれを実現されるというのはなかなか難しい。
なので多くの場合裁判が終わっても、弁護士は、はいさようなら、はせず、判決なり和解なりを実現させるために、お客さんのお手伝いをします。
問題は、このお手伝いがどのくらいの期間で、どのくらいの労力で終わるかです。
原理的にいうと、我々、判決言い渡しか和解で、本来は任務終了です。
そのあとのお手伝いをしても、さらにそれで報酬をいただけるわけではない(ことがおおい)。ただ成り行き上、これで突き放したら皆さんお困りだろうし、なんとなくアフターサービスでやるわけです。
これが「なんとなくアフターサービス」の程度で終わるうちはいいのですが、場合によってはこれが半年くらいかかる時があります。また、偉く手間がかかることもある。こういう時にそれを、「なんとなくアフターサービス」でやるのか、おカネを頂くのか、というのはまた悩ましい問題です。
これから私の事務所でも、終わった事件の戦後処理を進めていくわけですが、早く終わりそうなのもあり、長引きそうなのもある。
沢のぼりでいうと、核心の滝は全部無事に終わったが、まだ、稜線まで、詰めが残っている、で、その詰めが結構長い。というような状態です。
沢登りでは、核心部分を無事に終えても、詰めを間違えたり、落石があったりすると、結局事故につながります。
それと同じで、事件でも、ちゃんとお客様にご満足いただき、無事にお客様を稜線まで送り届けるためには、これから先が大変なわけです。
時々、裁判所は、この「戦後処理」をしなくて済むから羨ましい。と思います。あのひとたち、判決言い渡したり和解成立させたら、もうさようなら、ですもんね。沢登りでいうと、立派な大滝とかゴルジュとか、一番美味しいところだけ楽しんでいって、疲れる詰めや、面倒な下山はパスして、ヘリで帰っていくような感じです。
ただ、詰めをきちんと終えたら、稜線に立てます。そしてその稜線に立った時の感動、お客様と手を取り合って喜べる。という貴重な経験、もあります。下山だって疲れて、面倒ですけど、でもその下山をこなしてこその、山行の充実でもあります。
なので、戦後処理、しっかりやろうと思います。それをきちんと詰めて、お客さんを安全に送り届けてこその、事件の終わりですから。手間、かかりますけど。