ネットショップサービス「BASE」の利用規約について考える…
BASE、というECサービスがあります。非常に簡単に、ネットショップを開設できるサービスとして人気ですが、その利用規約に関連してときどきご相談を受けます。
どのようなご相談かというと、BASEに売り上げを没収されてしまった。という出店者からのご相談です。
BASEの利用規約には、ざっくり言って、出店者が売り上げを上げ、その売り上げの支払いをBASEに請求できるようになった日から180日間経過しても、支払い請求をしなかったら、支払いを求める権利は消滅します。
という規定があるのです。
もちろん、支払いを請求できるようになってからしばらくたっても音沙汰がない場合、BASEは、出店者に、支払い請求をしてくださいね、というメールを、何回か出します。それでも反応がない場合、BASEは、いわば、この売り上げを出店者から取り上げてしまう。
うーん。。。。
ま、確かに出店者はこの利用規約を読んで、それでもいいよ、と同意して、BASEを利用しているわけです。同意してるんだから取り上げてもいいでしょ。と言ってしまえばそれだけかもしれない。
だけど、たとえば、支払い請求をしようと思っていた矢先に事故に会い、入院し、しばらくたってやっと退院して、初めてネットを落ち着いてみられるようになった。というような場合、せっかくあげた売り上げが、バーンと消えてしまう。事故に会って収入も減って、それだけが頼りだったのに…ということもないわけではないでしょう。
消滅時効だって、どんな短いのだって、さすがに180日というのはないでしょう。という気がするのですよね。
なんでこんなに短い期間で、支払い請求権を消滅させてしまうの?別に2年くらい、置いておいても良くない?こんな短い期間で消滅させてしまう(しかも金銭に関する権利を、ですよ)って、なんか合理的な理由があるんだろうか…。
仮になんか合理的な理由があったとしても、消滅に対して不服を申し立てれば救済されるような、そういう手段を用意してもいいんじゃないか…
と思わないでもない。
誰かこの利用規約の有効性をガチで争ったら、裁判所でどう判断されるんだろうなあ、とは思います。でもそのうち事件になりそうですよね。この利用規約。いろいろ、改善の余地のある利用規約です。ま、ひとさまのつくった利用規約ですからね。関係ないっちゃ関係ないですが、でも、気にはなりますね。
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