人間は、95%の感情と5%の理性でできている、ということ
人間は考える葦である、というのは、尊い言葉です。人間性とはなんぞや、というものを、考えさせられます。
が、事件をやっていてシミジミ思うのは、人間は理性の生き物ではない。感情の生き物だ。ということです。判断の95%は、感情に左右されます。
例えば、交通事故などでも、事故直後にかける言葉、取る対応ひとつで、事件が円満のうちに解決するか、大揉めに揉めるか、全く違ってきます。
ひとは、自分に同情してくれているひとには、激しい怒りを覚えないことが多いからです。
人間は、感情の生き物である。自分もまた、そうである。ということを、計算に入れたうえで、理性的に行動する。
おそらくこれが、人生において賢い選択をする秘訣です。
ですが、まあ、なかなかそうはならないものであります。
人間は感情で動くものですからね。