どんなあほでも東大に入る方法
我が母校が何やらニュースになって騒がしいですが、
東大に入る方法はたったひとつだけです。
勉強することです。
それ以外にありません。
断っときますが私の餓鬼の頃の成績なんてさんさんたるものですよ。
小学生の時の通信簿で、「よくできる」なんてほとんどとってません。私は、そもそも頭のいい人間ではない。そのことは自分が一番よく知ってます。それでも東大にはいれたのは、ずばり、勉強したからです。
私は高校2年生の秋から、ずっと、毎日、14時間以上勉強してきました。
24時間のうち、8時間は、眠ったり、風呂に入ったり、食事をする時間。
残りの16時間のうち、2時間は、通学など移動に使う時間。
とすると、残り14時間は絶対に勉強できます。そう決めて、そうしてきました。東大入試のその日まで。
だいたい15か月、つまり450日、毎日14時間も勉強すりゃあどんなあほでもたいがい東大くらいには入れるんです。
世の中にはもっと楽々東大に入る方もたくさんいますが私はそういう頭のいい人間ではなかったので、ともかく勉強するしかありませんでした。
まあ14時間はないとしても毎日10時間は絶対に勉強できるはずです。というか、他に何かすることありますかね、高校生って。ないでしょ。
450日、10時間勉強できない子は、東大に入れないのではなく、そもそも東大に入る気がないのです。
ただ、高校生が1日10時間勉強を維持するには、ご両親の協力が必要不可欠です。
母と父は、私のこの厳格なルール維持に全力で協力してくれました。白状しますが、私、その時は「受験生の親なんだから協力して当然」と思ってました。ぶっちゃけ当時はあんま、感謝してなかった。
ですが、今思うと、それは父と母にとっても非常に大きな犠牲でした。
何も惜しまずに、1年以上、娘の受験勉強に協力してきた父母に、いまは本当に心から感謝しています。それは、いま、東大に入って本当に良かったと思っているからです。それは東大がとても楽しかっただけではなく、東大に入らなければ司法試験を受けることもなく、弁護士になることもなかったでしょう。
なので、東大を目指す皆さんは、何事も惜しまずに勉強してください。すりゃあ、受かります。しなければ受かりません。それだけです。